ザキレポ

ネタバレ上等ブログ

逆境ナイン

不屈闘志キャプテン率いる全力学園野球部があらゆる逆境に立ち向かい甲子園を目指していく学園ムービー。といっても超おふざけギャグ映画。そのバカっぷりはかなりすごく、邦画ではNo.1かもしれない。

少林サッカーに酷似していて、主人公の玉山鉄二チャウ・シンチーに見えてくるほど、見た目も演技もソックリだった。原作を知らんので、原作自体が少林サッカーに似ているのか、映画だけがそうなのかは分からないが。。。

(「Oricon GE」データベースより)

校長から廃部を言い渡された弱小野球部のキャプテンとそのメンバーたちが、さまざまな“逆境”に立ち向かいながらも甲子園出場を目指す姿を描いた、島本和彦原作のコミックを実写映像化した作品。玉山鉄二堀北真希田中直樹ほか出演。

 

 

 

最初の30分くらいはノリについていけず、一応笑えるんだけど、何か見ていてキツかった。多分、アツ苦しさだと思う。特に最初から全開の校長先生演じる藤岡弘、あたりが。。。(←この人、芸名に読点「、」がつくのね。。。)

後半の1時間はノリにも慣れて、かなり笑えたんだけど、映画としての評価はあまりできないかなぁ。。。

一番ウケたのは「透明ランナー制」。これにはマジで涙が出そうになった。

高校野球三重県大会決勝戦9回裏で、112対0で負けていて、しかもチームメイトは全員怪我でプレー不可能。この絶体絶命の逆境の中、どうするんだろうと思ってた矢先、球審が「透明ランナー制」と宣言。

透明ランナー制は子供の頃の野球でやっていたけど、ルール自体は全国区でも呼び方は全国区じゃないと思ってたからビックリだった。

他にもココリコ田中の「それはそれ、これはこれ」や堀北真希の「自業自得」などの言葉ウケもあったけど、最後の「透明ランナー制」で全部吹っ飛んだ感じ。

まぁ、とにかく笑えたんだけど、映画としての評価はやっぱり低い。透明ランナー制でプラス1としても評価3といったところ。

でも、何かまた笑うために見たいと思わせる不思議な映画かも。