zakky's report

ネタバレ上等ブログ

 

エリン・ブロコビッチ


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弁護士でもなく専門知識もない普通の女性が、ひょんなことから巨大企業の不正土壌汚染問題に関わり、ついにはアメリカ史上最高の和解金獲得に貢献するという実話サクセスストーリー。

とにかく実話ってのがスゴイ。

(「Oricon」データベースより)

貯金16ドルだった主婦がある事件をきっかけに350億ドルを手にする、実話をもとに作られたサクセス・ストーリー。ジュリア・ロバーツアーロン・エッカートほか出演。

 

 

 

まず冒頭、主人公エリンは職探し中。バツ2で3人の子供(うち1人は赤ん坊)を抱えながら無職、預金残高は16ドルという、かなり厳しい状況。

診療所を不採用となった帰りに車を運転しているところを追突事故にあう。あのシーン、ジュリア・ロバーツが乗ったシーンから画面切り替えがなかったから、多分本人が乗ってたんだろうけど、あのぶつかり方はかなりの衝撃じゃないかな。マジびびりました。

で、その事故で多額の治療費を払う羽目になるんだけど、訴訟で取り返そうとするも、自らの暴言で楽勝予想の訴訟で負けてしまう。文無し職無し状態の中、子供の子守を頼んでいた近所のおばさんまで引越しでいなくなる。。。八方塞り、四面楚歌状態。

それでも何とか訴訟で知り合った弁護士の事務所に押しかけで強引に雇ってもらい、子供も隣に引っ越してきた怪しげなハーレー野郎に面倒見てもらうなど、徐々に安定稼動に。

それにしてもジュリア・ロバーツの格好がすごいです。どちらかというと保守的な弁護士業界であの格好は。。。そりゃ反感も買うよ。。。でも、持ち前のパワーでそんなのも跳ね除け、徐々に頭角を現していく。

PG&E社による不動産買い取りの案件を調べていくうちに同社が不正に6価クロムを地下水に流していることをつかむ。3価クロムは無害だが、6価クロムは有害で人命にも関わるという。地道な現地調査の結果、周辺住民にも明らかに症状が出ていることをつかむ。

中盤の山場は、PG&E社の意義申し立て。大原告団を率いて訴訟を起こしたものの、案の定、PG&E社が意義申し立てをする。これを判事が認めると、本件についてのそれ以上の訴訟はできず事実上の負けとなる。そんなギリギリのシーンで、申し立てが棄却された時は痛快だった。

そこからは順調に進み、最後は巨大企業を相手にアメリカ史上最高の和解金、3億3300万ドル(約350億円)を勝ち取る。

ちょっと順調に行きすぎだったんで、少し挫折を織り交ぜて欲しかった気が。。。あと、エリンが非常に強い女性として描かれてたので、少し弱い部分も見せると良かったかな。この辺は実話に基づいているので、そうもできなかったんだろうけど。。。

で、最後はエリン自身も200万ドル(約2億円)のボーナスをもらい唖然とするんだけど、そもそもPG&E社の不正をつかんだのもエリンだし、あくまでも裁判にこだわる原告団一人ひとりに和解を納得してもらったのもエリンの力。原告団には余命が少ない人もいるから裁判で何十年も費やす訳にはいかず、短期間で和解に持ち込み和解金を得るのが最良だった。

それからエリンは原告団634人の名前、病状、家族構成、住所、電話番号を全て頭に記憶していたというから驚きだ。

専門家でも弁護士でもないけど、やはりエリンがいなければ成功しなかったと思う。