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zakky's report

ネタバレ上等ブログ

 

バックダンサーズ!


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期待とは違う方向に良かった。涙あり、笑いあり、勇気付けられるところあり、といいとこ取りというか幕の内的な映画だった。これでダンスシーンが期待通りの出来なら文句なかったかな。

(「Oricon」データベースより)

レコード会社の事情で突然の引退を余儀なくされた4人のバックダンサーがレコード会社を見返すために成長していく姿を描いた青春サクセスストーリー。出演は平山あや、hiro、ソニンサエコほか。

 

 

 

ダンスがしたかっただけでクラブに出入りしていたが、それがきっかけで高校中退の憂き目に合うミウ(平山あや)とヨシカ(hiro)。行き場がなくなった二人が向かったのはストリートダンス。そこで運よくスカウトをされたものの、それはバックダンサーとしてだった。

スカウト会社の打ち合わせで元キャバ嬢のトモエ(ソニン)とアイドル志望のアイコ(サエコ)を紹介され、メインボーカル、ジュリのバックダンサーとして4人組ユニットを組むことに。バックダンサーだから「バックダンサーズ」というベタなネーミングからも、スカウト会社に全く期待されてないことが伺えた。

ジュリのバックダンサーとしてでも徐々に人気が出てきたと思ったら、なんとジュリが突然の引退宣言。バックダンサーズも解散の危機に。そしてスカウト会社はその解散調整という誰もやりたがらない仕事を若手の茶野(田中圭)に押し付ける。この田中圭だが、何となく猟奇的な彼女チャ・テヒョンに似た雰囲気を持っている。

何の根拠もなくダンスを続けられると信じていた4人に無情にも解散の連絡が。。。それをきっかけにトモエとアイコの大喧嘩が始まり内部崩壊。4人の気持ちがバラバラのまま、それぞれの思う道へ。ところがそれぞれがやはりダンスを諦めきれない、このままでは悔しいという気持ちから再起に向けて動き出す。それを知った茶野が最高の舞台を用意しようと逆襲劇を開始する。

この他にも売れないバンドのボーカルで実は伝説のミュージシャンのジョージ(陣内孝則)やスカウト会社で茶野に協力してくれる美浜木村佳乃)なんかが結構いい味出してて、見ていて飽きなかった。逆襲劇が始まってからは本当に痛快。

ただ、ここまで盛り上げたのに最後のダンスステージがイマイチでした。。。もったいない。ダンス・レボリューションダンシング・ヒーロー、古くはフラッシュダンスまで、ダンス映画ならやはり最後のダンスシーンだけは外さないでほしかった。。。ダンス映画としてではなく、芸能界サクセスストーリーモノとして見ればいいのかな。

 

 

 

書き忘れたが、ジョージがミウに言うセリフがグッと来た。

「人から認めてもらうには、まず自分で、思い込みでもいい勘違いでもいいから、俺はイケてるってよ、そう胸を張るこった。自分ひとりでも信じ続けて貫くことが、不思議なことに人からもイケてるって思われるもんなんだよ。」

こう書くとそうでもないんだが、映画のシーンではグッとくる。

その直後に言うこのセリフもいい。

「大人には大人の理論があるからな。でも、子どもには子どもの理論ってもんがあるんだよな。」

48歳のオヤジが言うから説得力があるんだと思う。自分もこういうことが言える大人になりたいと思った。