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日本じゃまずムリな設定
身体障害をネタにしてるということで嫌悪感があったんだけど、ファレリー兄弟の映画ってことで観てみることに。。。いや、予想外に良かったです。このネタでコメディ映画を撮ろうと思うのもすごいが、実際ここまで明るく嫌味なく障害に真正面から向き合って撮っちゃったのが何よりも凄い。さすがファレリー兄弟。マット・デイモンはなんか太っちょでしたが、エヴァ・メンデスはすごい可愛かった。最近はケバくなっちゃったけど。。。
（「Amazon.co.jp」より）
ボブとウォルトは双子の兄弟。俳優志望で社交的な性格のウォルトは、バーで出会った女性も簡単に口説き落とすプレイボーイ。方や少々引っ込み思案で奥手のボブは、インターネットで知り合い、3年間も文通を続けているメル友のメイにさえ兄弟の"秘密"を打ち明ける事が出来ない。生まれてから片時も離れず、ずっと寄り添ってきた兄弟の"秘密"……それは、お互いが腰の部分でくっついている結合双生児であること。そんなふたりは、役者になるというウォルトの夢を叶えるために住み慣れた島を離れ、夢の都ハリウッドへ向かう。
結合双生児のウォルトとボブ。田舎町でバーガーショップを経営する２人だったが、兄ウォルト（グレッグ・キニア）の俳優になる夢を叶えるためにハリウッドにやってくる。隣人エイプリル（エヴァ・メンデス）とも意気投合し、ハリウッド生活は順風満帆のスタート。ところが、弟ボブ（マット・デイモン）が障害を隠して文通していたメイもハリウッドにいるということでドタバタ騒ぎに。障害を隠すためにウォルトが足を怪我した偽装をして肩を貸しているフリをしたり、ウォルトが入っているクマの着ぐるみの横でベッドで寝たきりになってみたり。。。
結局、障害のことがばれてしまい、メイは一度は動揺して二人から離れてしまう。が、程なくして思い直して戻ってきてくれる。まぁ、普通に考えれば、そんな想定外なことを知れば動揺しない方がおかしいと思う。
で、ウォルトはというと、ひょんなことからオスカー女優と知り合いドラマデビュー。こちらは逆に障害を武器にスターダムへとのし上がっていく。
障害があっても成功してきた二人だが、ここで勇気の決断、分離手術を受けることに。実はこの手術、肝臓を持つボブにとっては簡単な手術だが、肝臓を持たないウォルトには非常にリスキーな手術だと。それが分かっているから、今までかたくなに手術を拒んできた優しいボブ。それでも二人は決断し、離れることに。。。
手術は無事成功し、生まれて初めて離ればなれになった二人。ボブはメイと共に田舎に戻り、再びバーガーショップを経営する。ウォルトは俳優業に専念。ところが今まで当たり前のように存在した兄弟がいないことで、何をやっても失敗ばかり。どん底に陥った二人が再び最大の決断をすることに。うーん、そう来たか～、素晴らしい！の一言でした。
