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手紙


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子供に見せたい
購入したいと考えたのは、子供が年頃になったら見せたいと考えたからです。加害者にも被害者にもなりうる昨今。加害者家族からの視点で大変詳しくストーリーが描かれています。この物語を見て。かつて実際に起きた...
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東野圭吾の原作「手紙」が良かったので、早速映画版を観た。内容は知っていたので原作との違いが主な感想になってしまう。原作がいいと映画はダメってパターンが多いんだが、これはマジで良かった。原作と比べるとかなりのエピソードが削られていて、個々の描写も薄い感じなんだけど、原作のいいところを整理しつつ、原作の足りないところを上手く補っていた感じがする。

(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

山田孝之玉山鉄二沢尻エリカという人気若手実力派俳優が共演、東野圭吾の同名小説を映画化した社会派ドラマ。兄が殺人を犯し、人目を避けるように生きる青年。ある女性の支えにより幸せを掴みかけた彼は、兄からの“手紙”を断ち切る決意をする。

 

 

 

最大の違いはエンディング。原作ではエンディングがイマイチだったんだけど、映画ではエンディングが非常に良かった。直樹がお笑い芸人を目指すという原作とは全く違う設定が実はこのエンディングに生きてくる。直樹のキャラとも山田孝之のキャラとも合わないのになんでお笑い芸人なんだろう、ってずっと思ってたんだが、最後になるほど~って思った。

あとは予想よりも多くのエピソードが削られていたこと。直樹の高校時代の話や就職活動の話、それから剛志が犯罪に走るまでの葛藤のところ。2時間の枠を考えると仕方ないのかもしれないが、少し残念。他にも個々のエピソードが微妙に入り乱れたりしている。原作では由美子がひったくりにあって娘の実紀が顔を怪我するが、映画では朝美がひったくりにあって顔に怪我をした。

とまあ、こんな感じで結構差が多いんだが、それでも原作と大きなずれもなく上手く仕立てている。原作→映画の順番が良かったのかも。

キャストも豪華で特に由美子役の沢尻エリカの熱演が素晴らしかった。下手するとストーカーちっくな役回りを関西弁で明るく爽やかに演じて、映画全体に明るさを出した。出演者はみんな良かったが、彼女の存在感は別格だった。あ、玉山鉄二逆境ナインのイメージが強すぎて、今回の役とのギャップが非常に大きかった。エンディングの涙のシーンは素晴らしかった。

沢尻、玉山に比べると主演の山田孝之は微妙なぎこちなさが。。。犯罪者の弟という暗いイメージとお笑い芸人を目指すという明るいイメージの同居はかなり難しい役どころだったと思う。原作のようにロックバンドのボーカルの方がやりやすさがあったかもしれない。最後にどうでもいいことだけど、山田の髪の毛がヅラのように動くのが何度か気にかかった。