今回のヒューは、80年代に人気絶頂だった落ちぶれた元スター、アレックスを演じる。ダンスもピアノも結構かっこいい。特に腰振りダンスは普通の40過ぎのオッサンがやったら確実に引く動き。これをかっこよく見せるのはさすがだ。一方の相手役はこちらもロマコメに定評のあるドリュー・バリモアで、失恋をきっかけにペンを持てなくなった作家志望の女性、ソフィーを演じる。 ひょんなことから人気若手シンガー、コーラの曲作りを引き受けたアレックス。植木係りの代役としてたまたまやってきたソフィーの作詞能力に目をつけ、曲作りに巻き込んでいく。 もうここからはお決まりのパターン。徐々にいいムードになりつつ、でも途中で大喧嘩、そして最後に感動の告白でエンディング、、、といった流れが見えてくる。特に今回は、コーラのコンサートで舞台の上から歌での告白、というのが丸見えだった。それでもここまで楽しめるのは、ロマコメの王道を地で行っているからだろう。とても安心感がある。 あ、それからコーラ役の女優もいい味出してた。かわいさとセクシーさを合わせ持った微妙なキャラ。歌もダンスもすごいので、女優じゃなくて歌手だったのかな??? んー、よく分からん。。。 ・ラブソングができるまで@映画生活(「DVD NAVIGATOR」データベースより) ヒュー・グラントとドリュー・バリモアのラブコメ黄金コンビが贈るロマンティックコメディ。時代に乗り遅れたポップスター・アレックス。ある日作詞に苦戦する彼の耳に、魅力的な歌詞を口ずさむ女性の声が飛び込んできて…。
ラブソングができるまで
★★★★★
いやぁ、やっぱりヒュー・グラントは最高。ここまでワンパターンでも感動できるのは彼独特のおとぼけぶりがあるからだろう。あとはあの頼りなさげ感も親近感が持てていい。『トゥー・ウィークス・ノーティス』からのファンだけど、最近は映画出演が少ない気がする。もっと出てほしいと思う。