zakky's report

ネタバレ上等ブログ

 

カカオ80%の夏


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★★★☆☆
永井 するみ
価格
すっきり
凪は高校2年生。クラスメートの雪絵に付き添って彼女の洋服を買いに行く。数日後、その雪絵が書置きを残して行方不明になる。凪は雪絵を探すが、その背後にあるものは・・・。いやぁ?爽快でした。もちろん事件が...
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
高校2年生の女子高生が主人公のハードボイルドもの。『池袋ウエストゲートパーク』の女子高生版といったイメージだが、特に意外性もなく、驚くところや感動するところも見当たらない。ボリューム的にも短編集のうちの1本といった感じでちょっと物足りない。

ビーケーワンより) 私は三浦凪。好きなものは、カカオ80%のチョコレートとミステリー。クラスメートの雪絵が書き置きを残して姿を消した。いったいどうして? 17歳の凪が夏休みに遭遇した事件を描く、ガーリッシュ・ハードボイルド。

クラスでも特にグループに属さず、一匹狼的な存在の三浦凪。それほど親しくもなかったクラスメートで優等生の雪絵から洋服購入のアドバイスを要請され、行きつけのセレクトショップを紹介することに。そしてその数日後、雪絵は1週間ほど不在にする、といった書き置きを残し、姿をくらます。 雪絵の母親の要請もあり、雪絵捜索の探偵役となる凪。ちょっとすまして大人びた感じで、あまり高校2年生とは思えない。また、母子家庭で母親の干渉もあまりなく生活感もないため、主人公を女子高生にした意図が感じられない。もう少し女子高生っぽさの主人公の方が面白かったなぁ、と思った。 元々雪絵の母親の要請ということもあり、雪絵の自宅のパソコンを見ることができ、捜査の糸口は簡単に掴めてしまう。そこから雪絵がアクセスしていたブログの管理人とコンタクトを取ることで捜査も順調に進む。ブログがヒントになっているのはちょっと女子高生っぽさが感じられたかな。その後もときおり危ない目にもあったりするが、母親の元恋人や行きつけのお店のマスターなど、頼れる大人の男もいたりして、あまりピンチらしきピンチはない。 まぁ、そんな感じで淡々と読み進めていくと、いつの間にか話が終わっていた。本格ミステリーを期待すると物足りないと思うが、あまり伏線とかもないし、頭も使わなくて済むので、気楽にササッと読むにはちょうどいいボリューム感だ。