★★☆☆☆
こ、これは、、、久々にヒドイ映画を観た気がする。。。
スフィンクスの頭上とかジャンプしまくる予告編に魅了されて、というか騙されて、劇場に観に行ったんだけどちょっとヒドい。テレポートというこんなオイシイ題材でよくこんなつまらんストーリーにできたもんだ、と感心してしまうほど。。。
映像はそれなりに楽しめたけど、ストーリーがダメすぎる。短い映画で助かった。。。
(シネマトゥデイより)
シガン州の高校生デヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、自分にテレポート能力があることを発見。母が家を出て以来、人が変わった父との生活にうんざりしていたデヴィッドはニューヨークへと向かい、瞬間移動した銀行の金庫室で大金をせしめる。しかし、そんな彼を謎の男ローランド(サミュエル・L・ジャクソン)がつけ狙い……。
主人公のデヴィッド(
ヘイデン・クリステンセン)がとにかく軽率すぎる。これまであまり目立たず暗い性格だったのに、ジャンプ能力に目覚めたら人が変わったようになる。いきなり銀行の金庫室にジャンプし、あり得ないほどの大金を掴む。この時点で主人公に嫌悪感を持ってしまった。
そして、ジャンパーを駆逐する謎の集団パラディンが登場する。もう何かこっちの方が正義な気がしてくる。パラディンのボス、ローランド(
サミュエル・L・ジャクソン)もかなり無茶苦茶するが、こっちは見た目も怖いので何か違和感なく受け入れてしまう。。。
で、パラディンに追われて何かヤバイぞ!ってなったデヴィッド、何をトチ狂ったのか昔好きだった女を旅行に誘う。。。なんてアホなんだ。。。みすみす彼女を危険に晒しているだけだろう。。。
そして、パラディンに追われ孤軍奮闘してるところに強力な助っ人が登場。ベテランジャンパーのグリフィン(
ジェイミー・ベル)だ。何か心強いのにやっぱり足を引っ張るデヴィッド。ヤツのせいで、これまでパラディンに見つかっていなかったグリフィンのアジトが見つかってしまう。
その後、デヴィッドとグリフィンが仲間割れをし、世界を又にかけた追いかけっこを始める。
チェチェン紛争地帯で送電線か何かに巻きつけられて置き去りにされたグリフィンは無事なんだろうか。。。
最後はパラディンのボス、ローランドもどっかの絶壁の洞窟みたいなところに置き去りにしてデヴィッドの逃げ切り勝ち。うーん、何か釈然としない。。。
そういえば途中で渋谷とか出てきたけど、あれは何か意味があったのかな?よく分からなかった。。。
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ジャンパー@映画生活