ザキレポ

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大人の科学マガジン Vol.11 ニュートンの反射望遠鏡

★★★★
価格
先人の偉業を我が手に!!
優れた光学ガラスの入手が難しかった当時、ニュートンは屈折式に見切りをつけ、凹面鏡を用いた反射式望遠鏡を開発しました。シンプルかつ作りやすい為その後、普及しました。今尚、大型望遠鏡は皆、ニュートン式の...
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
付録はニュートンが作った反射望遠鏡のレプリカ。レプリカといってもちゃんと見える。月のクレーターが結構くっきり見えて驚き。見た目も何となくレトロチックで置いておくだけでもいい感じ。とにかくこの値段で一応使える望遠鏡が手に入るのが魅力。これをきっかけに本物の天体望遠鏡が欲しくなって買ってしまう人もいそうだ。あ、自分か。。。 ただ、作り方がかなり難しい。両面テープを結構ダメにしてしまったりミスも多発。鏡筒が紙なんだけど、ミス連発で丸めたり戻したりの繰り返しでゴワゴワになってしまった。それが逆にレトロチックでいいんじゃないかと自分に言い聞かせているが。。。

Amazon.co.jpより 出版社/著者からの内容紹介) 17世紀から18世紀にかけて、当時生まれたばかりの『科学』という学問に多大な貢献を果たした偉大な科学者ニュートン。彼が科学者として認められるみっかけとなったニュートン式反射望遠鏡の復元モデルを付録にしました。

本誌ではまずニュートンの業績を振り返る特集。ニュートンと言えばまずはリンゴ。例のリンゴが落ちるのを見て万有引力に気がついたとかって話。どうやらあれは微妙らしい。リンゴが落ちるのを見て気がついたというよりは、ニュートンが他人に説明する際にリンゴが落ちるのを例に出して説明していた、というのが本当のところらしい。まぁ、どっちでもいいです。他にもニュートンは微分積分の創始者だったりして、その辺のことも詳しく書かれていた。 次に「こどもと楽しむはじめての天体観測」と題した特集。郊外に出かけて天体観測をしようという試み。ふろくを作りながら月の話をしようみたいなことが書いてあって、実際、薄暗い山小屋みたいなところで付録を作ろうとしている親子が。。。絶対無理だから。あんな薄暗いところで作るのは絶対無理です。えっと、まぁ、夢があっていいです。 以外だったのは月と地球の距離の話。遠い時は40万6700km、近いときは35万6400kmと結構差が大きい。なので、月が大きく見える時があるのは、実際に近くにあるから大きく見えているのだとか。てっきり光の屈折とか錯覚とかかと思ってました。 あとは望遠鏡の仕組みについての記事も楽しめた。屈折式と反射式の違いや、何か合わせ技のような屈折反射式とかいろんな望遠鏡知識が学べる。まぁ、付録で楽しんだ後には知識も身につけとこうといったところか。 今回印象に残ったのはこんなところかな。うん、まぁ、値段以上に楽しめました。