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波乱の時代 特別版―サブプライム問題を語る


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米国発の世界同時金融危機。この未曾有の世界恐慌A級戦犯とも言われているのが本書の著者、前FRB議長のアラン・グリーンスパン氏だ。 世界一の経済大国で金融政策責任者を20年も務めてきた人だから、まぁそう言われても仕方ないのかな、と。。。

ただ、勝手にアホみたいに踊っておきながら、なんで止めてくれなかったのさ、というのはいかがなものかと。。。

それにいくらFRB議長だからって自由競争を阻害するわけにはいかないだろうし、氏も言っているが、そもそも規制でどうこうする問題じゃないはずだ。仮に規制で問題を回避しても、その網を抜ける問題はいくらでも出てくるワケで、それでは根本解決にはならない。

まぁ、チキンレースに挑むのは勝手だが、周りを、世界を巻き込むなと言いたい。。。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) グリーンスパン,アラン 1926年ニューヨーク生まれ。マンハッタンのワシントン・ハイツ地区で育つ。ジュリアード音楽院にてクラリネットを学び、プロのバンド奏者として働く。その後、ニューヨーク大学に進んで経済学を学び、経済学博士号を取得。54年、経済コンサルティング会社「タウンゼント・グリーンスパン」社を設立。74年から77年にかけてフォード政権で大統領経済諮問委員会(CEA)委員長をつとめる。87年、レーガン大統領によってFRB議長に指名され、2006年に退任するまでその地位にあった

 サブプライム問題が騒がれはじめた頃、まさか日本にまで飛び火するとは思っていなかった。つーか、リーマン破綻ですら対岸の火事くらいにしか思っていなかった。

 ところが今、大学生の採用内定取り消し問題や派遣社員の契約解除、さらにはホンダのF1撤退なんてのまで、その影響は計り知れない。まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」状態、いや、この場合は「中国で蝶が舞えば、アメリカでハリケーンが起きる」の方が的確かな。まさにカオスだ。

 で、60ページほどの小冊子には、今起きている世界金融危機の発端から先行きまでが分かりやすく丁寧に書かれている。これを読んだところで、この先何が起きるのかが分かるワケじゃないが、この先まだまだ何かが起きそう、このままでは済まない、という心構えみたいなものは持てた。ホント、まだまだ終わらないなぁ、、、 それにしても異例のリスクを取っていると認識していながら、立ち上がって踊り続けなければシェアを失って取り返しがつかなくなる状況というのはツライだろう。まぁ、かつて日本でも1990年代初頭に崩壊したバブル景気なんてのがあったけど、あれのスケールアップ版みたいなもんか。

 スケールダウンさせれば、自分はパチンコとかスロットとかやらないからよく分からないが、もう少し打てばで大当たりが出そう、もうかなり金使ってるけどここで引くわけにはいかん、引いたら他の人に大当たり取られちゃう、、、って感じか? 違うか。。。

 まぁ、とにかくこの問題が早く終わって欲しいんだけど、この本によれば、元通りになるまで10年くらいかかるとか。。。ま、まじで???

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