zakky's report

ネタバレ上等ブログ

 

ハンコック


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ウィル・スミスの作品は結構好きな方だが、これは正直イマイチだった。

嫌われ者の孤独なヒーローが自分を改め周囲から認められる、という定番ストーリーを予想というか期待していたのに、それは途中までの展開で、その後にハンコックと同類の無敵人間が出てきた辺りから話がよく分からん方向に行ってしまった。残念。

まぁ、それはそれとして、シャーリーズ・セロンはやっぱり美人。彼女とニコール・キッドマンが最強ツートップだなと改めて思った。

ちなみに劇場公開版に未公開映像約10分を追加したという「エクステンデッド版」とかいうヤツを鑑賞したが、どこが追加されたのかがよく分からなかったし、追加するならもう少し説明不足部分を補ってほしかった。



(「シネマトゥデイ」より)
強大な力を持つヒーロー、ハンコック(ウィル・スミス)だが、酒好きでキレやすく市民には歓迎されていない。ある日、事故を防ぐために電車をエルボーで止めたハンコック。このときに助けられたPRマンのレイ(ジェイソン・ベイツマン)は、嫌われ者のハンコックに真のヒーローになってもらうべくさまざまな戦略を練るが……。

冒頭から凶悪犯3人組が銃を乱射しながらパトカーとカーチェイス。飲んだくれてベンチで昼寝をしていたハンコックは通りかかった子どもに起こされ、事件現場へと駆けつける。

あっという間に3人の乗る車に乗り込み、犯人三人のうちの二人に対して「お前ら二人の首をそれぞれ相手のケツの穴に突っ込み・・・」なんて過激な説得というか脅しの後、残りの一人に対しては「てめえの首は俺のケツの穴に突っ込む」って、、、完全に酔っ払いのムチャぶりになってる。結局、犯人逮捕には協力したが、街中で暴れまくって被害は甚大。警察も市民もむちゃくちゃ怒っている。

こんな感じで世間から嫌われているが、そんなのお構いなしっていう振る舞いのハンコック。しかし、実は寂しがり屋さんでした。

そんなある日、ハンコックは自動車が踏み切りに閉じ込められ、電車と衝突しそうになっていたレイ(ジェイソン・ベイトマン)を助ける。当然、この時も列車は脱線で被害甚大。貨物列車だったので人的被害がなかったのが救いだが、、、

助け方はともかく、自分の命の恩人ということでレイはハンコックを自宅に招待する。というか、壊れた車と一緒に運んでもらったついでに家に寄らせただけのような気もするが、そのレイの家で運命的な出会いが。

レイの奥さんメアリーが超美人。ってか、どっかで見たよな~、、、と思ってたら、なんとシャーリーズ・セロンでした。なんかこの映画ってウィル・スミスだけの映画のイメージが強かったのでちょっとビックリ。

さて、この超美人妻メアリーのハンコックを見る目がどうも変だ。何となく敵視してるような、でも、完全に憎んでいないような、、、何とも微妙でもどかしい感じだったのだが、そのネタバレはもう少し後になってから。

レイは自分を救ってくれたハンコックへの御礼として、ハンコックを人気ヒーローに仕立てる、と宣言。そのために、これまでの数々の非道を謝罪して、警察に出頭し、服役するようハンコックを説得する。渋々受けいれたハンコックが刑務所に入ると、そこにはハンコックのせいで刑務所に入る破目になった囚人がわんさか。

心を入れ替えたハンコックは詰め寄る囚人を相手にせず、冒頭の事件同様、「頭をケツの穴に突っ込む」という脅しで回避しようとするが、それでも引かない囚人二人。次の瞬間、マジでやりやがった。二人のうち小さい方の頭を大きい方のケツに突っ込んじまった。いや、合成だけどね。人間の構造的に絶対無理だし、、、えっと、無理だよね???(汗)

まぁ、囚人どもに嫌われているってことは、ある意味ハンコックがこれだけの悪党を捕まえたってことであり、それこそがレイの策略で、ハンコックが街から消えることで凶悪犯罪が増え、世間がハンコックの出所を熱望する状態を作ることが狙いだった。ハンコックを皆に望まれるヒーローにしよう、という考えだ。

ちょっと時間がかかったが、ハンコックじゃないと解決できない凶悪事件が発生。銀行強盗四人組が銀行を乗っ取り、人質に爆弾を抱えさせて起爆装置を持って銃をぶっ放している。女性警察官が一人、狙撃され、動けない状況にもなっていて、警察としてはお手上げの状態。

そこで服役を免除されたハンコックがついに望まれるヒーローとして登場! 嫌がっていたレイ製作のヒーロースーツを着て、現場に到着したハンコックは、現場の警察官に対して、「グッジョブ!」を連発。実はレイから警察と仲良くやるために教わった挨拶だ。健気に「グッジョブ!」を繰り返すハンコックがちょっとカワイイ。

女性警察官を救出し、人質も全員救出したハンコック。ここでも警察官に対して「グッジョブ!」と言うが、警察官が「それは君への言葉だ」と言い、野次馬市民からも温かい拍手が。初めてみんなから喜ばれ、どう反応していいか分からない、といったウィル・スミスの演技が絶妙で、ここはちょいと感動。

ここまでのストーリー展開をもっと掘り下げてくれればよかったんだけど、ここからが急展開。なんとレイの超美人妻メアリーが実はハンコックと同類の超人だったのだ。しかもハンコックは記憶を失っているが、長い間、それも紀元前とか気の遠くなるような昔からハンコックとはパートナーだったというのだ。

なんかここからが無理やりストーリーになった気がするのは自分だけだろうか。そんなこんなで最後の事件へと突入する。先に出てきた銀行強盗のリーダー格と刑務所でのケツ穴頭突っ込み事件(と勝手に命名)の被害者二人が脱獄して、ハンコックへの復讐を企てる。あれだけ圧倒的な力の差を見せつけられたら普通は復讐なんてしないだろ。しかも、どう考えてもハンコックよりもこいつらが悪い。銀行強盗はもちろん、ケツ穴頭突っ込み事件の二人だってハンコックが忠告してるのに引かないからだし。。。

ところが、銃弾ヘッチャラのはずのハンコックが銃で撃たれて負傷する。そこでメアリーが衝撃的事実を告白。ハンコックとメアリーは近づけば近づくほどパワーを失うとのこと。ちょ、、、言うの遅いよ! 撃たれる前に言ってくれよ! まぁ、メアリーも少しでも長くハンコックと一緒にいたかったんだとは思うけど。ちょっと分かりにくい設定だけど、要するに愛し合うと力を失う、永遠に愛し合いたいなら永遠に離れて暮らせってことか。うーむ、たくさんいた仲間が死んでしまい、残ってるのがハンコックとメアリーだけってのが納得。

さて、メアリーとの距離が近くなったがために神的パワーを失ったハンコックは、メアリー共々こいつらにやられてしまう。銃撃をモロに受けたメアリーは心配停止の状態に。そこで瀕死のハンコックに妙案が! 二人が離れればパワーが戻って復活するはずだと。最後の力を振り絞ってビルから飛び降りてメアリーから離れるとメアリーは生き返り、ハンコックも復活。

というわけで、ハンコックは再び孤独の道を選び、レイとメアリーから離れて暮らすことに。でも、電話連絡は取ってるみたい。レイのビジネスのために月に落書きしたり、影ながら二人を応援するハンコックは以前のような天涯孤独ではないと思いたい。

ちょっと後半の急展開についていけず、楽しめなかった。劇場版で92分とそれほど長くないんだから、もう少し時間を割いて二人が近づいたら弱くなるって設定を丁寧にしてくれたら、と思ったりした。

あ、ちなみに「ジョン・ハンコック」って、アメリカ独立宣言に最初に署名した人の名前で、その関係でアメリカでは署名のことを「ジョン・ハンコック」と言うんだとか。で、記憶を失った時に治療を受けた病院を退院する際に「”ジョン・ハンコック”を書け(署名しろ)」と言われたことから自分の名前はジョン・ハンコックだと思ったという話。この辺も日本人には全く分からない設定だ。つーことは、メアリーはハンコックの本当の名前を知ってるのか? つーか、メアリーも偽名かもしれんが。。。


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