劇場版は完全スルーしていたんだが、突然見たくなって古いのから見ることに。。。 久しぶりに見たけどなかなか楽しめた。トリックも結構見事なものが多く、『霊能力者 小田霧響子の嘘』のチープなトリックに慣れていたせいか、ちょっと感動。
ただ、ストーリーがごちゃまぜ過ぎて破綻してて、映画としては微妙な感じが。。。
それにしても仲間由紀恵は本当に美人。いやマジで。
売り上げランキング: 10,313
舞台は糸節村という亀を祀る怪しげな村。その村の青年団長神崎(山下真司)と女性副団長の南川(芳本美代子)が奈緒子(仲間由紀恵)に神様を演じて欲しいという依頼をしてくる。(「シネマトゥデイ」より)
家賃も滞納ぎみの売れないマジシャン山田奈緒子(仲間由紀恵)はある日、糸節村の青年団長神崎(山下真司)と名乗る男性と副団長と名乗る女性南川(芳本美代子)にニセの神様になり、村人達の前に出現してほしいと依頼される。
いろいろあって神様を演じに糸節村に行くと、そこにはすでに3人の神様候補が。。。 都合上、村長から神001~神004(奈緒子は神004)と名づけられた4人による神様対決が勃発。ところが対決に負けた神候補が次々と死亡する事件が発生。
神候補が繰り出す技のトリック見破りと殺人事件の犯人捜しが並行して楽しめる美味しい映画だ。紐を巻き取り絵を伝えるのとか、神003のトランプトリックとか、あとは絶対音感の時間版みたいなヤツとか、本当にトリック自体も楽しめた。後、トリックではなく純粋な論理パズルとしての無き鬼と笑い鬼の問題もよかった。
全体の構図は「山奥の村に古くから伝わる風習」と「その風習に抗う若者」というこの手のストーリーにはありがちな内容。この辺は少し残念といえば残念か。。。
青年団長と副団長と名乗りつつ、実は夫婦だった神崎と南川。その間には望まれない娘ができてしまった。村の呪術師っぽい妖怪じみた婆さんに厄を呼ぶから殺せと言われてしまい、娘を山深い洞窟に隠してしまう。これが悲劇の始まりだった。
なんか神候補対決とか村の風習騒動とかごちゃまぜ感たっぷりで、最後は何かよく分からんうちに神埼が呪術師婆さんに殺され、南川と娘も村人に追われて山火事で無理心中って、、、 神埼と南川は仕方なしとしても、あの娘まで死んじゃったっぽいのは可哀想すぎる。てか、あの婆さんはお咎めなしなのか? あれ、明らかに殺人だぞ。。。(汗)
忘れちゃいけないのが、上田(阿部寛)と奈緒子の絶妙な距離感。上田から奈緒子への伝言、上田は横書きで伝え、奈緒子は縦書きで読むという絶妙感がいい。(これには事前のネタフリがあって、奈緒子が縦書きで読むのは仕方ない話ではあるのだが。。。)
アイタイ
イマカラ
シスラナ
テ ハイ
あと、最後に直子が上田に何か言ったような気がするんだが、、、 アレも多分縦読み暗号だと思うんだけど聞き取れなかった。
売り上げランキング: 9,463
売り上げランキング: 12,182
売り上げランキング: 95,430