久しぶりのジム・キャリー。やっぱり彼は顔芸がイイ!
ジム・キャリーの映画はやっぱり『トゥルーマン・ショー』が一番なんだが、これもかなりいい作品だと思う。
ちょっとロマコメちっくで、ヒロイン役のゾーイ・デシャネルもいい感じだった。
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(「シネマトゥデイ」より)
仕事でもプライベートでも「ノー」を連発し、親友の婚約パーティーまですっぽかしてしまう後ろ向き男カール(ジム・キャリー)。生き方を変えようと決心した彼は、いつどんなときも「イエス」と言うルールを自分に課す。その結果、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)から好意を持たれるなど、運気を上げていくカールだったが……。
別れた妻が忘れられず、親友ピーター(ブラッドリー・クーパー)の結婚パーティも断り、人生の全てにおいてノーと答えてきた銀行員のカール(ジム・キャリー)はつまらない人生に悶々としていた。
そんな彼の前に現れたのは旧知のニック(ジョン・マイケル・ヒギンズ)だ。彼は人生の全てにおいてイエスと答えるイエスマンとなり、その考え方のセミナーをカールに勧める。最初は乗り気じゃなかったカールだったが、いろいろ悩んだ末にそのセミナーに足を運び、そこでイエスマンとなることを誓ってしまうのだった。
そんなこんなで半信半疑ながらもイエスと応える人生をスタート。セミナーの帰りから全てにイエスと応えた結果、ホームレスを車で公園まで送り、携帯電話はバッテリーが切れるまで貸してあげ、最後は持っていた紙幣も全て渡す。おまけに帰り道にガス欠まで。。。でも何かが変わりそうだ。
と思ったらガス欠のために出向いたガソリンスタンドで美女(ゾーイ・デシャネル)と遭遇。美女とのツーショット写真、別れ際にはキスまでされて、、、これぞイエスマン!
すっかりイエスマンに変わったカールは、上司のノーマン(リス・ダービー)からの急な休日出勤要請にももちろんイエス。今までほとんど許可しなかった融資の依頼にも簡単に承認してしまう変わりっぷり。上司ノーマンをノーム(norm = 平均みたいな意味?)というニックネームで呼んでみたら、これが上司に受けて何と昇進まで決定! これぞイエスマン!
バーで友人と飲んだくれ、その支払いは全てカールが持つ。全てをイエスと答えた結果、ケンカに巻き込まれて、翌日はトイレで吐き、近所の婆さんとベッドを共にしたり、高級ベッドを購入しちゃったり、モルモン教が来ても部屋に招きいれ、クッキーの訪問販売ももちろん購入。さらにはギターを習って、飛行機の操縦ライセンスを取得し、韓国語も習う。ホームレス向けの炊き出しに参加し、今まで断ってきたライブにも足を運ぶ。。。
そのライブの演奏バンド「ミュンヒハウゼン症候群」のボーカルが最初に出会った美女だった! これぞイエスマン!
彼女は名前をアリソンと言い、ジョギング・フォト教室のインストラクターをやっているとのこと。そんなこんなで彼女との交際がスタート。これぞイエスマン!
翌朝アリソンのジョギング・フォト教室に行く約束をしていたのに、徹夜の呼び出しももちろん断れず、何かよく分からんがレッドブルを徹夜で飲むパーティに出かける。まぁ、なんだかよく分からんが、これぞイエスマン!
上司ノーマン主催のハリポタコスプレパーティにアリソンと出席したり、人生を楽しむカール。これぞイエスマン!
そんな中、融資の乱発でとうとう銀行上層部に目をつけられた。と思ったら上層部のウケも良かったらしく、さらに昇進! これぞイエスマン!
そしてアリソンとの行き当たりばったりの旅行。空港で次に搭乗可能な便がネブラスカ州のリンカーン行きということで一路リンカーンへ。旅先で愛を確かめ合いニューヨークへ帰ろうとしたところFBIに捕まりテロリスト呼ばわり???
どういうこと? と思ったら、なんか韓国語を習ったのは北朝鮮との連絡のためだとか、飛行機ライセンスの取得もテロのためだとかよく分からん理由でテロリスト呼ばわり。カワイソス。
親友ピーターが弁明のためにかけつけ、何にでもイエスと応えることを信奉していると説明して、何とか誤解は解けたが、その事実(何でもイエスと応えるということ)を知ったアリソンは傷ついてしまう。勇気を持って誘ったのに、それは本心ではなく、イエスと応えると決めていただけだと思ったようだ。
そんな中、カールはイエスマンの教えの本質に気がつく。最初こそ無理やりイエスと応えていたが、今は心からイエスと言えている。そして、別に必要ならばノーと応えたっていいんだと。最後はアリソンの誤解も解け、ハッピーエンド。これぞ、イエスマン!
てか、エンディングの全身ローラーブレードがスゲー面白そう。