zakky's report

ネタバレ上等ブログ

 

成金


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やっと読んだ。amazonの評価がかなり低かったので期待してなかったが個人的には十分楽しめた。

前作『拝金』はノンフィクションとは思えないリアルさで話題だったが、こちらも実在する人物・企業をモデルにしており、やはりリアルさでは引けを取らない。

最高裁による上告棄却と異議申し立て却下で収監が確定した堀江氏だが、ツイッターを見ていると収監を待つ身とは思えないほどの普通さ。相変わらず精力的に活動している模様。メルマガも出し続けるらしいが、ツイッターはどうなるんだろうか。獄中メルマガ、獄中ツイッターでまたファンが増えるのかも。


前作『拝金』のレビュー 拝金 - zakky's report


成金
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(「BOOK」データベースより)
「世界に風穴をあけるぞ。僕らがいま生きているのはそのためでしかないんだ」PCオタク、元カリスマ青年実業家、女子大生…個性的な面々が揃う“チーム・AKKA”。彼らは天才プログラマー・堀井健史のもと、新興IT企業を巧みにまるめ込み、資産の一部を中抜きしていた。最終目標はITベンチャーの雄、株式会社LIGTH通信の乗っ取り。携帯電話の販売代理店事業を全国展開し、創業10年あまりで時価総額5兆円の大企業へと登りつめた、ITバブルの象徴的存在だ。史上最大の下克上。チーム・AKKAは勝利を手にできるか。前作『拝金』から遡り、物語の舞台は1999年、渋谷へ―。IT勃興期を駆け抜けた男たちの野心を圧倒的リアリティで描く、まばゆくも壮絶な青春経済小説。

前作『拝金』のオッサンこと堀井健史の若かりし頃の物語。といっても10年くらいしか遡らない。それからサルも出てくるが、こちらはニックネームのみなので同一人物かどうか不明。ただ性格とか似てるので同じかな。まぁ、どっちでもいいや。

今回は90年代後半から2000年代前半にかけてのITバブルを背景とした復讐ストーリー。スピード感あふれるストーリー展開は前作同様だ。ただ、最後はなんか腑に落ちないというか決着がはっきりつかない部分もあって何とも言えない感が残ったが。。。

ソフトバンクの孫正義光通信の重田康光、SBI北尾吉孝をモデルにした人物が登場して、裏切りとか二転三転するストーリーはなかなか面白かった。実際に光通信が陥った失敗とかもトレースされてて見事。そういえば北尾吉孝といえば著者の天敵らしい。

随所に見られるうんちくネタも楽しめた。カマキリのお腹を水に入れるとハリガネムシがニュルニュル出てくるのは知ってたけど、それを呑んじゃうってのはちょっとビビったな。

あとはグレシャムの法則「悪貨が良貨を駆逐する」とか、「目には目を歯には歯を」の自分が奴隷ではないのなら仕返しをしなきゃいけない、という解釈なんかはなるほどと思った。この解釈は著者自身にもあるのかな? もしあるとしたら、その復讐対象は?

約2年半の服役が終わったら何をしてくれるか、何をしでかしてくれるか、今から楽しみだ。



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