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アニメ化もされた人気マンガの実写化映画。実写化は敬遠しがちなんだけど、実写化ってだけで避けるのはもったいないなと思った。
上下見終わった。実写化映画ってだけで毛嫌いはよくないね。かなり面白かった。
— 俺 (@hi_zakky) 2017年5月20日
ちはやふる -下の句- 動画:楽天SHOWTIME(ショウタイム) https://t.co/fpiqRpSzYj
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上の句
(シネマトゥデイより)
同級生の千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)は、いつも仲良く競技かるたを楽しんでいた。小学校卒業を機に彼らはバラバラになってしまうものの、千早は単独で競技かるたの腕を磨く。高校に進学した千早は再会を果たした太一と一緒に競技かるた部を立ち上げ、この世界に導いてくれた新を思いながら全国大会を目標とする。
映画『ちはやふる −上の句−』 - シネマトゥデイ下の句
(シネマトゥデイより)
高校で再会した幼なじみの太一(野村周平)と一緒に競技かるた部を作った千早(広瀬すず)は、創部1年にして東京都大会優勝を果たす。自分をかるたに導いてくれた新(真剣佑)に優勝報告をした際、新の衝撃的な告白に動揺する千早だったが、全国大会のために仲間たちと練習に打ちこむ。そんな折、千早は同い年で日本一となった若宮詩暢(松岡茉優)のことを知り……。
映画『ちはやふる −下の句−』 - シネマトゥデイ
上の句、下の句の分け方は絶妙だったが、、、
上の句はかるた部結成から都大会を勝ち抜き全国大会進出を決めるまで、下の句は全国大会とクィーンとの対戦、とうまく分けていた。
最近の邦画は2部作前提となることが多く、この作品も最初から上の句と下の句の2部作になることが発表され、劇場公開は1ヶ月ずらしての連続公開だった。
こういう公開の仕方をされると両方見ないと満足できないんじゃないかと思ってしまいがちで、それが劇場視聴回避の原因になってしまうこともあると思う。
でも本作品は上の句と下の句の分け方が絶妙にすばらしく、これなら1本目を単独で公開して、2本目は半年〜1年くらい後に続編として公開してくれたほうが食い付きはよかったんじゃないかと思ってしまった。それくらい1つ1つが単独でも満足できる作品になっていたと思う。
と思ったら続編の『−結び−』が2018年に公開予定になってるのね。
ヒロイン千早の全力投球っぷり
広瀬すず演じる綾瀬千早がとにかく猪突猛進というか全力投球過ぎるw まあこれくらい真っ直ぐ進まないと部を作った1〜2ヶ月後にいきなり都大会勝ち抜きとか無理でしょw
そして千早のかるた仲間の真島太一(野村周平)と綿谷新(真剣佑)は逆に冷静沈着タイプでそれが猪突猛進タイプといいコントラストになっていた。
千早がかるた全力集中モードに入る時の耳に髪の毛をかけるしぐさがセクシーとキュートの中間みたいな感じでなかなかよかった。「ふ」という音になる前のFの音を聞き分けて札を取りに行く。すごい。
広瀬すずが白目向いて大いびきかいてたり、なかなか貴重なシーンもあったなw
上の句 結成から都大会まで
仲間探しから始めて最低人数の5人を揃えて競技かるた部を結成していく。ここまでは普通にありがちなストーリーなんだけど、勢い余って都大会優勝してしまうからすごい。それも結成から1〜2ヶ月後に全国大会常連の北央学園を下しての優勝。ぶっ飛びすぎw
ただ、急造チームの歪は徐々に蓄積され、それが都大会の最中に爆発してしまった。初心者の駒野勉=机(森永悠希)が1勝もできずに落ち込んでいるところに、A級と当てることでいわゆる捨て駒にする作戦が浮上し、キレてしまった。気持ちは分からんでもないが、お前練習途中で切り上げたりしていろいろ中途半端だったんじゃんって少し思ったw
そもそも団体戦では強い相手には戦力が劣る選手を当てるのはセオリーらしいし、これはこれで仕方ない話なんだよね。それを事前にチーム内で共有せずに本番真っ只中で路線変更しようとするからこうなる。
そしてその机がやる気を取り戻す流れは神がかってた。この脚本というかシーンは考えつくされてたなぁ。原作の漫画にもあるシーンなんだろうか。
そして北央学園戦、決着が千早ではなく太一、それも運命戦をここで持ってくるのか。誰もが読まれることを祈っていたが、太一は読まれないならと腹をくくる。アツい! しかし実際の運命戦で相手陣の札を取ることって可能なのかな?
下の句 全国大会とクィーン若宮詩暢
上の句でかるたをやめると言った新の本心を確かめるために福井にやってきた千早と太一。どうやら慕っていた元名人の祖父が亡くなったのがその理由らしい。ただひたすら祖父に見てもらうためだけにかるたをやってきたのか。彼は千早や太一、それにクィーンの若宮詩暢(松岡茉優)よりもかるたが強い設定なんだけど、ほとんどかるたやらないし、久々に詩暢とやった時もボロ負けしてたし、その辺がなんかよく分からんかったなぁ。
上の句では団体戦がメインだったが、下の句では個人戦に焦点が当たっていた。太一が上の句の北央学園戦で「個人戦の気持ちのまま団体戦をやっていた」と言っていたのを思い出す流れで、今度は個人戦なのに団体戦の強さを発揮した瑞沢かるた部。この対照はなかなか見事だった。
そして千早とクィーン詩暢の対戦。個人戦2戦目で当たった。クィーンの強さを目の当たりにした千早。為す術もなく取られまくる。想像を超える次元の違いを見せつけられた。が、ここで出ました耳に髪の毛をかけ、全力集中モードになる。ちはやぶった千早がクィーンのスピードを上回る。その後は一進一退だが、最初に取られまくった差、そして地力の差もあって負けてしまった。でもいい試合だった。
そしてエンドロール、、、あれ何なの? 名人位・クィーン位 決定戦と書かれた場所で、太一と新、千早と詩暢が対戦するシーンが流れた。どういう意味で流したのか分からんのだが、いつかこうなったらいいね、みたいなノリ? もしそうならあれはなくてよかったなぁ。
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