小説-石田衣良
シリーズ10作『PRIDE』と同時に出されたシリーズガイド本。石田衣良氏のインタビュー、過去作品のあらすじ、登場人物紹介、書き下ろし短篇など、盛りだくさんの内容。過去作品を手元に持たないファンはこれ1冊持ってるといいかも。シリーズの過去の…
石田衣良の池袋ウエストゲートパークシリーズも今作でとうとう第10弾。個人的にこれほど飽きないシリーズは珍しい。今回はモバイル機器、自転車、地下アイドル、ワンボックスカーレイプ、若年ホームレス自立支援施設、といった時事ネタを扱っている。なん…
直木賞受賞作『4TEEN』の続編。16歳になったテツロー、ジュン、ナオト、ダイの仲良し4人組の青春を描く。新たな出会いに悲しい別れ、裏切りもあったり、、、それからテツローの童貞喪失ストーリーなんかもある。二年前よりも大人や社会を意識し、あの頃は…
毎度お馴染み、石田衣良池袋ウエストゲートパークシリーズ第9弾。ちょっとマンネリ化してきた感じもするが、毎回時事ネタを分かりやすく書いてくれるから飽きずに読める。シリーズの過去のレビューはこちら 第7弾 非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパ…
続編『6TEEN』が近々出るということで、やっと読んだ石田衣良の直木賞受賞作。ストーリーは至って単純で、下町月島を舞台にしたテツロー、ジュン、ダイ、ナオトの4人の14歳の友情ストーリーといったところか。何となく『TUGUMI(つぐみ)』の少年版ってイメ…
石田衣良池袋ウエストゲートパークシリーズ第8弾。 前作『Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉』を読んだのは2年前。ちょっと記憶が曖昧なんだけど、今回もシリーズをブレさせず、なかなかの面白ネタを上手く仕上げている感じがした。 今作のテ…
久しぶりの石田衣良作品。というか、早く『非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク〈8〉』が読みたいんだが、、、 仕事も遊びも絶好調の中年男性が運命の女性と出会い、破滅への道を辿っていくストーリー。んー、ちょっと期待はずれでした。石田衣良特…
★★★★☆ LAST (ラスト) (講談社文庫)石田 衣良価格安全な場所にいることの絶対的安心感読みながら、時折こみ上げてくるこの苦しさはなんなのだろうか?そんなに苦痛になるなら、読まなければいい。読むことから逃げたいのなら、いっそこの本を投げてしまえばい…
Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 石田 衣良 価格 単純なストーリーがいい。 このシリーズは結構どれもおもしろいが、今回の場合、自分の家を放火した少年が出てくる「バーン・ダウン・ザ・ハウス」がなかなかいい。 一人の道を外れてしまった優等…
読み始めてすぐ、タイトルが”ビキュウ”ではなく”ミオカ”と読み、それが女性の名前だということを知った。 そして、物語は今は亡き恋人の回想録という形でスタートするため、そのタイトルにもなった美丘という女性が若くして亡くなったことを知ることになる。…