ザキレポ

ネタバレ上等ブログ

ザ・センチネル 陰謀の星条旗

キーファー・サザーランドシークレットサービスという大統領護衛の捜査官役ってことで、嫌でもドラマ24を意識してしまう。

冒頭、大統領が狙撃される夢シーンから始まり、マイケル・ダグラスが目覚ましで起床。4時って早いなぁ。そこから筋トレを始め、ネクタイ姿で優雅に紅茶を飲みながら新聞に目を通す。うーん、あんな優雅な朝の過ごし方って。。。

で、お目当てのキーファーがやっと登場したと思ったら、何だか真面目な内勤エリート系って雰囲気。大統領暗殺の脅迫メッセージを分析したりしてた。情報分析官ってところだろうか。名前はブレキンリッジってちょい長め。

(「Oricon」データベースより)

141年間裏切り者を出すことのなかったシークレットサービスの内部に渦巻く陰謀を描いたサスペンス・アクション。出演はマイケル・ダグラスキーファー・サザーランドほか。

 

 

 

そんなこんなで、開始10分程度で最初の殺人事件が発生。シークレットサービスの1人が撃たれた。そこから話が急展開。そんな緊急事態の中でマイケル・ダグラス扮するピートが大統領夫人と不倫状態。。。大統領夫人役はキム・ベイシンガーだったけど、結構老けた感じが。。。

それから、ピートとブレキンリッジ、二人は仲がいいのかと思ったら、何か険悪ムード。どうやら過去は親友同士だったのにピートがブレキンリッジの奥さんを寝取ったとかで絶交状態のようだ。んー、ピートは大統領夫人との不倫といい下半身が緩い役どころのようだ。

ピートは過去の経歴からシークレットサービスでも一目置かれる存在だったが、大統領夫人との不倫という負い目から、徐々に内通者と疑われる羽目に。自業自得なんだが、それだけで真犯人を逃すってのは高等調査機関としてどうかと思う。

その後、タレコミ屋との情報交換の場所となったショッピングモールで銃撃戦が始まり、時を同じくして大統領は乗ってなかったとはいえ大統領専用ヘリが撃墜され、事態は一気に24状態。ただし、24と違って臨場感、緊迫感が全くないが。

この辺から疑惑の逃亡者ピートと追跡者ブレキンリッジの追いかけっこが始まる。24の場合、追われるのはキーファーだけど、今回は逆の立場。あ、キーファーが銃を構えると完全にジャック・バウアーだ。きっちりスーツとネクタイ姿には違和感があるけど。(笑)

何とかピートに追いついたブレキンリッジだが、やっぱり昔の親友をどこかで信じている様子。なかなかいい奴だ。ジャックなら職務遂行のためには仲間ですら撃つだろう。そして、とうとうピートと大統領夫人の不倫関係をジャック、じゃなくてブレキンリッジが知ることになる。ここから二人のスーパータッグが始まる。うーむ、ブラック・レインのニック刑事と24のジャック、これってかなり強力なタッグだ。。。と、思ったけど、相変わらず銃撃戦はショボイ。。。(泣)

で、気づいたら何もかも終わってた。犯人もよく分からんが射殺された?らしい。結局、KGB旧ソ連の諜報機関)の残党が絡んでたってことくらいしか犯行の背景が分からなかったが、そのまま一気に終わりに収束してしまった感じ。で、気づいたら音楽が流れ始め、納得いかないままエンドロール突入。なんだこりゃ、という感じ。