素直に結構感動した。競走馬としては致命的な怪我を負ったサラブレッドを通し、崩壊しかけていた牧場ファミリーが1つにまとまっていくベタ家族愛ストーリー。DVD映像特典にも収録されているマライアズストームという実在の競走馬がモデルとなっているみたいだ。
(「Oricon」データベースより)
名優ダコタ・ファニング主演で贈る、傷ついた馬と少女の絆が奇跡を起こす実話にもとづく愛と勇気と感動の物語。レースで瀕死の重傷を負った名馬、ソーニャドールを引き取ったベンとケール父娘。誰もが再起は絶望的だと考えるが、ケールのひたむきな愛情で、ソーニャドールは復活の兆しを見せ、ばらばらになりかけた家族の心も一つにしていく…。クライマックスの手に汗握るレースシーンは必見!
馬を見る目はあるが世渡り下手で貧乏調教師ベン・クレーン(カート・ラッセル)とその娘ケール(ダコタ・ファニング)。ちょっとしたいざこざをきっかけに嫌味なオーナー、パーマー(デヴィッド・モース)から故障馬を買い取ることになる。この馬ソーニャドールは素質は十分だったのにパーマーがベンの忠告を無視して出走させたため前脚管骨を骨折してしまう。かわいそう。。。
あ、この嫌味なオーナー役のデヴィッド・モースなんだけど、彼は16ブロックでもかなりムカツク不正をやらかしている。何となくこの人相がムカツキ度をアップしている。
ベンがソーニャドールを引き取った最大の理由は、その素質を買って、繁殖牝馬としての活用を考えたからだった。ところが検査の結果ソーニャドールは不妊、その目論見はあっさり崩れ去る。
そしてとうとう貧乏牧場では面倒を見切れなくなり、売却することを決意するが、ケールがソーニャドールに跨って走らせたことをきっかけに、実はこの馬自身がまだまだ競走馬としてのポテンシャルを隠し持っているのでは?ってことになってくる。とはいっても故障明けの馬なので、そうそう勝てるレースなんてあるはずがない。それなのにあろうことか北米最大、世界屈指のビッグレース、ブリーダーズカップを目標レースとしてしまう。
しかもこのレース、なんかよく分からんが出走するだけで12万ドルもかかるらしい。貧乏牧場にはまず無理なお話ってことで半ば諦めかけてたが、他出走馬とのライバル関係をうまく利用してスポンサーとなる中東系の王子を見つけ出す。
最後はお決まりのベタストーリーとして仕上がっているが、見ていて爽快な気分にさせられた。ただ、この邦題はもうちょっと考えてほしかったな。ちなみに原題は「Dreamer」。このままで良かったのでは???
ダコタ・ファニング、久々に見たが相変わらずキュート。このままの勢いで大人の女優になれればスゴイ。そういえば、彼女が誘拐とか拉致とかされない映画は初めて観た気がする。
■2010/08/29追記
ダコタ・ファニング、ツイッターで名前が出てきたので気になって調べてみたら、、、
何と、すっごい超絶美少女に成長しててビックリ
リンジー・ローハンみたいにならないか心配だ。
■2014/02/11追記
うーん・・・