★★★★☆
久しぶりのドンパチアクション映画。とにかく細かいツッコミどころは軽くスルーして、豪快アクションシーンを楽しむ映画といった感じ。
それにしてもブールス・ウィリス渋い!『
16ブロック』の時は結構疲れたオッサンというイメージだったけど、本作ではなかなかキレまくってました。さすがは
マクレーン刑事。あ、でもホーリーとは離婚しちゃってたのね。。。
(「Oricon」データベースより)
ブルース・ウィリス主演の大ヒットアクション・ムービー『ダイ・ハード』シリーズの第4弾!独立記念日の前夜。交通、通信、原子力、水道などのあらゆる全米のインフラを監視するシステムに何者かがハッキングを仕掛けてくる。その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策班のジョン・マクレーン警部補は、別れた妻と娘に会うためにニュージャージー州の大学に立ち寄っていた。そこで入ったFBIからの無線連絡が不運の始まりだった…。
ビル、空港、ニューヨークと活躍の場を広げてきた
ダイ・ハード。第4作目となる今作では、
サイバーテロによって全米がテロの対象となった。そして、その事件に偶然にも巻き込まれてしまったのが、世界一不運な男、
ジョン・マクレーン刑事。
今回のテロリストは今まで以上に頭脳派。ITを駆使して、交通、金融、
ライフラインといったあらゆるインフラを手中に収め、全米を混乱の渦に巻き込む。それをIT技術ではなく、力ずくで倒しちゃうところが爽快。予告編で話題になっていた自動車でヘリを撃ち落すシーンなんて序の口で、銃撃戦、カーチェイス、
エレベーターアクション、戦闘機なんかも出てきて、アクションシーンだけでお腹いっぱいになってしまう。でも、あの戦闘機、個人的にはずいぶん不自然な動きに見えたけど、実際どうなんだろう。あんな細かくちょこまか動けるものなのだろうか???
それとアクションシーンでは
マクレーンがツキまくりで、普通なら絶対死ぬところで運よく障害物があったりして助かったりしてる。世界一不運な男のはずなんだけど。。。まぁ、あんまり細かいこと気にすると映画がつまらなくなるから、こういうのは軽くスルーしとくのが楽しむコツなんだろう。
今回、
ジョン・マクレーンの相棒となるのはハッカーのマシュー・ファレル。
マクレーンとは似ても似つかぬインドア・デジタル青年のマシュー。最初はビビッて逃げ腰だったのに最後は自ら志願して
マクレーンに同行するシーンは感動モノ。そして、最後の決着シーンでも男を見せてくれる。こういう一般市民キャラの活躍には感情移入してしまう。
それから今回の事件では
マクレーンの娘ルーシーが人質になる。何かと父親に反発してたルーシー。反抗期だからと言って、男友達に父親は死んだと言うのはどうかと。。。まぁ、普段は離婚した母方の姓ジェネロを名乗っていたのに、
マクレーンの活躍で解放された後は「今日だけはルーシー・
マクレーンよ」と名乗るところなんかはホロっとした。と同時に確か、2のラストシーンでもホーリーが似たようなこと言ってなかったっけ???と思ったり。。。
あ、ちなみにこのルーシー役の女優、誰かと思ったら『
ファイナル・デッドコースター』の主人公ウェンディ役だった
メアリー・エリザベス・ウィンステッドでした。
さてさて、そんなこんなで今回もボロボロになりながらもテロリストを粉砕した
ジョン・マクレーン。結構ヒットしたっぽいけど次回作はあるんだろうか。。。
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ダイ・ハード4.0@映画生活