ザキレポ

ネタバレ上等ブログ

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

★★★★
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映画館で5回観ました!
何度観ても、美しい景色と主人公たちの「ナルニアのために」という勇気に心打たれます。 成長、思春期の葛藤、大事なものを思い出させてくれます。「ライオンと魔女」を観てからみると、俳優さんたちが実際に大き...
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前作『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』をチェックしてから本作を劇場で楽しみました。 前作の140分を超える上映時間150分というのは何とかしてほしいと思ったけど、ストーリー自体には前作にない深みがあってよかったかと。 あと、前作は可愛くないと思った4兄弟がイケメン&美人になってたのが驚き。特に末っ子ルーシーなんて、ちょっと変わりすぎだろ。設定は1年後なのに撮影が2〜3年だからちょっと無理があったかと。ま、カワイイからいいんだけど。

(シネマトゥデイより) 白い魔女に勝利してから1年。現実に戻ったペベンシー4兄妹は、角笛の音に導かれ再びナルニア国へと舞い戻ってきた。しかし、この国の時間ではすでに1300年が経過しており、平和で美しい魔法の国は暴君ミラースに支配されていた。荒れはてたナルニア国を目にした4兄妹は、この国の王位継承者であるカスピアン王子(ベン・バーンズ)と出会う。

今回はまずナルニア世界から始まる。ナルニア国はテルマール人によって支配されているようだ。そんなナルニア国でカスピアン王子が先代王である父の弟ミラースに追われる。何か事情が掴めないが、ミラースに息子ができたことで世継ぎ問題のいざこざというのは理解できた。ただ、息子が生まれたその日にやるってのはあからさま過ぎだろ。 で、逃げる際、カスピアン王子が慕っていた学者から角笛を渡される。おぉ、これが章タイトルにもなっている角笛か〜。今回は最後にこの角笛を吹くと、神風か何かが起きて大団円って感じなのか?なんて思ってたのに、その数分後、追っ手に追いつかれてプフォォォ〜って吹きやがった。早すぎ。 つーか、この角笛こそ、あの4兄妹、王と王女をこっちの世界からナルニア世界に呼ぶためのアイテムだったんですね。じゃあ早く吹かないと話し進まないもんな。 さて、角笛が吹かれた瞬間、映像はこっちの世界に切り替わる。と、あの懐かしの4兄妹が。ピーターとエドマンドは何か他行の生徒とぶつかったとかで殴り合いの真っ最中。。。チンピラですか??? あ、でもカッコよくなったなぁ。そして姉妹の方はというと、スーザンはまぁあんまり変わってなかったけど、ルーシーがスレンダーで可愛くなってた〜。前作の感想はこれはおっきくなっても可愛くならんぞ、と心配してたのに、すごい変わるもんだなぁ。あ、もちろんおんなじ子が演じてます。やっぱり子どもの成長って分からんもんだね。 で、今回のナルニア国への入り方はというと、地下鉄駅のホームに電車が進入してきた振動で壁にでかい穴があき、そこから入国するという形式。毎回タンスじゃないんだね。 ナルニア国に戻ってきた4兄弟。海ではしゃぐのも束の間、何か様子がヘンだ。怪しげな廃墟に行くと、そこはかつて4兄妹が王座についた城だった。つーか、ナルニア国に来ると大人になるもんだと思ってたのに子どものままなのね。。。うわー、こいつら人生長いな〜。 事情がよく分からないまま、周辺を探索している最中、縛られたまま川に落とされそうになっているドワーフ、トランプキンを助ける。助けてもらったのに機嫌悪そうなトランプキン。何か険悪なムードだ。空気読めよ。。。 トランプキンを加えた5人の一行は、相変わらず揉め事を繰り返しながらも何とか難所をくぐり抜け、カスピアン王子の待つナルニア人の集まる場所へとやってくる。おぉ、役者が揃ったぁ!と思いきやピーターとカスピアン王子がいきなり決闘。誤解が解けた後もカスピアン王子がピーターのことガキ呼ばわりしたり、またまた険悪ムード。仲良くしようよ。。。 ナルニア人達は砦を固めつつ、先手を打つか、守りに徹するかで意見が分かれる。テルマール人ミラースの居城の堅牢さを知るカスピアン王子は守りに徹することを主張するが、ピーターは先手を打つべきだと主張。結局、ピーターの主張が通り、闇に乗じた奇襲作戦を敢行。最初はうまくいっていた奇襲作戦だが、カスピアン王子がミラース寝室で手間取ってしまったために劣勢になってしまう。結局、多くの犠牲を払って砦に退却するナルニア軍。 今度はミラース率いるテルマール軍を砦で迎え撃つことに。。。しかしテルマール軍勢は圧倒的な数だ。そこでピーターはミラースに1対1の決闘を申し入れ、その決闘で時間を稼いでいる間にルーシーを森へと送り、アスランを探そうと画策する。 えーっと、その画策が全て通ります。すごい、都合よすぎ! しかも、ミラースとの決闘でピーターが勝ち、重傷のミラースはこれまで散々いたぶってきた家臣のグロゼール将軍に裏切られ殺されてしまう。グロゼール将軍、ヒデえ! でも気持ちは分かるぞ。 (と思ったら殺ったのはソペスピアン卿らしい。名前からして覚えにくいし、顔もイマイチ覚えてないけど、まぁ、グロゼール将軍同様虐げられてきた人です。) グロゼールの裏切りで死んだミラースだが、テルマール軍にはピーターが卑怯な手で殺したということになっていて、ミラース弔い合戦が勃発。テルマール騎兵隊がナルニア軍の砦へと進軍。ナルニア軍はこれを落とし穴大作戦で迎え撃つ。さらに野球盤の消える魔球装置のような坂道から相手の裏に回り、挟み撃ちで撃退する。が、成功したのはこの一撃だけ。次々に襲い掛かる大軍を相手に徐々に追いつめられるナルニア軍。もうヤバイってところでアスラン登場!アスランの一声で森全体が動き出す。大木や川がナルニア軍を味方し、あっという間に形勢逆転。何か2時間半の流れを無視するような勝ち方だ。つーか、アスランのその強さがあれば4兄妹はいらんだろ、と思ってしまう。 で最後に重大発表が。まず、アスランによればテルマール人の祖先は遠い昔、人間世界からナルニア世界にやってきたらしい。で、ちゃっかり生き残ったグロゼール将軍やミラース未亡人がアスランの力で人間世界へ行かせてもらうことに。彼らはそこでの再起を目指すという。アスランは寛大だなぁ。つーか、懐中電灯さえ知らない彼らが人間世界でやってけるのかが疑問だ。 あともう一つ、こっちの方が重大だ。何かというと、ピーターとスーザンは今回人間世界に戻ったら、二度とナルニア世界へは来られないとのこと。つまり次章はエドマンドとルーシーだけになっちゃうらしい。そういえば、ピーターとカスピアン王子は最後まで微妙な空気のままだったなぁ。。。あ、代わりにスーザンといい感じになってたっけ。最後は何か別れのキスまで、、、うーん、何だかなぁ。。。 というわけで前作よりは楽しめました。 ・ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛@映画生活
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1作目より良かった
1作目より数倍面白かったです。ライオンの話すことなど、教訓めいていて非常に良かったです。「同じことは2度起きない」確かにそうだなと思いました。次回作が楽しみです。
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