ザキレポ

ネタバレ上等ブログ

バイオハザード III

 大好きなシリーズ。ただ、この作品は何か評判悪いから見るのを避けていた。思い切って見てみたけど、うーん、それほど悪くないんじゃないかと。

 アリスは相変わらずの姐御っぷりだし。 確かにこれで完結しそうな雰囲気だったのに、あの終わり方は賛否両論ありそうだ。どちらかといえば否の方が多いのも仕方ないかな。 でも、個人的にはシリーズが終わらずに嬉しかったりする。。。

 

(シネマトゥデイより) 前作の惨劇から8年。感染は全世界へ広がり地上が砂漠と化す中、ラクーンシティの生存者たちは、アラスカを目指してネバダ州の砂漠を横断していた。そこですべての元凶であるアンブレラ社の巨大な陰謀を阻止するため闘い続けるアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、離ればなれになっていたカルロス(オデッド・フェール)と生存者一団に遭遇する。

 

 オープニングは第1作『バイオハザード』を彷彿させる映像が。アリスがいきなり死ぬのでちょっとビックリだが、実はこのアリスは彼女のクローン。マッド・サイエンティストの実験のために作り出されたカワイそうなアリスちゃんだ。

 舞台は世紀末さながらの荒廃したアメリカ・ネバダ州。前作の『バイオハザードII』で核まで使ったのに感染を食い止められず、Tウイルスは瞬く間に地球全域に及んでいた。まるで『北斗の拳』や『マッドマックス』のような世界観だ。

 さて、前作の最後でアンブレラ社にわざと逃がされ、泳がされていたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)だったが、何とかアンブレラ社の追跡を振り切り、一人放浪の旅をしていた。まぁ、アリスは相変わらずの強さ、というかさらに磨きがかかっている。

 一方、クレアたん率いるクレア・レッドフィールド車団は休憩地点でアンデッド・カラスに襲われる。あ、このクレアたん、誰かと思えば『ファイナル・デスティネーション』のアリ・ラーターじゃん。おぉ、キレイな姐さんになったなぁ。。。

 さてさて、このアンデッドカラスが曲者。アンデッドの屍を食ったカラスがTウイルスに感染したらしいんだが、人間版アンデッドよりもよっぼど怖い。まず、当たり前だが飛ぶ。そして動きが早い。人間版アンデッドはノロいからマシな気がする。そういえば、『28週後』の全力疾走ゾンビは怖かったなぁ。

 クレア団がアンデッドカラスに襲われて危機一髪って時にアリス登場! えっと、これって前作でジル・バレンタインと会った時と状況似てないか??? まぁ、いいや。アリス、相変わらず強いです。何か変な形の斧を両手にバッサバッサとアンデッドたちを切り刻む。

 そしてアンブレラ社では、マッド・サイエンティストのアイザックス博士(イアン・グレン)がアリスのクローンの血から作った血清でアンデッドを手なずける実験をしていた。えっと、これって何か『アイ・アム・レジェンド』の血清作りを思い出した。。。

 で、手なずけるどころか凶暴化させてしまったりして、クローンの血じゃダメだ!本家アリスの純血が必要だ!ということに。で、そこは上手いことアンブレラ社の衛星がアリスの居場所を突き止める。さっそく捕獲するために失敗作の凶暴化アンデッドを送り込み、アリスの純血捕獲作戦を決行する。

 で、前作のマッド・サイエンティストと同じく、アリスに撃退され、自ら凶暴化アンデッドに襲われる羽目に。。。で、何かさらに強そうな怪物と化す。何か指がニョキーって伸びる強いんだかどうだか怪しげな怪物だ。

 クライマックスは前作でアリスと行動を共にしたカルロス(オデッド・フェール)が戦闘中にアンデッドに噛みつかれ、アンデッド集団への自爆テロを決行。これが炸裂し、アリスは地下施設ハイブへと潜入。そこでアリスとアイザックス博士の成れの果て、指ニョキ怪物の一騎打ち。いや、アリスのクローンがいたので2対1か。

 最後の対決は、第1作で隊長が細切れにされた罠にアイザックス博士(の成れの果て)が細切れにされて終了。アリスも細切れを覚悟していたが、ギリギリのところでクローンがコンピュータ制御して助かった。

 そして衝撃のエンディング。アンデッド天国と化した日本の地下にもアンブレラ社の施設があり、そこでアンブレラ社の幹部会議が行われている。どうやら、次回作があるらしく、アリスがクローン軍団を引き連れて来日するっぽいな。うわー、見たいなぁ。

 そもそも、バイオ・ハザードって日本発の題材なんだよな。