前回に引き続きU-NEXTでの試聴です。
映画だと思って見始めたんだけど、チープ感が気になって調べたらドラマでした。
映画 ビー・バップ・ハイスクール シリーズ の感覚で見始めるとあまりの軽さに驚愕すること間違いなし。特に慣れてない1作目はもうかなりの軽さ。
ただ、そういうノリの作品だと思ってみれば問題ないんじゃないかと。嫌なら昔の映画版を見ればいいこと。
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2000年代ツッパリ?
原作や映画版は1980年代のストーリーなんだけど、このドラマは2000年代で通している。だが、携帯電話も出てこないし、舞台は学校や住宅街、決闘の場所は廃工場が中心で2000年代である意味は特にないっぽい。
さすがに今こんな風貌の”ツッパリ”なんてのはいないでしょw
演出もキャスティングもなんか微妙、、、(´・ω・`)
冒頭でも書いたんだけど、とにかくチープ感がすごい。主要人物の演技にも重みが感じられないし、演出もそんなんでいいのか?って思ってしまうのは映画版の記憶が邪魔してるからだろうか。特に1作目の前半は見る側も慣れてないせいか、もうどうしようもなかったw
キャスティングでいえばヒロシとトオルの迫力のなさが残念。あと菊リンがとにかく顔が綺麗すぎw あれはイケメンにやらせちゃダメ。もっとオッサン顔にやってほしい。(´・ω・`)
そういう意味では北高の前川新吾を演じた金子統昭は『クローズZEROII』の鳴海大我で知っているので安心感が強かった。まあ軟派っぷりが度を越してた感があるがw
あと意外なところでは金子信雄役のフットボールアワー岩尾。「あっし ~でやんす」口調もサマになってたし、キモさもうまく表現できててハマり役だったw
しかし何といっても一番のハマり役は石原さとみ。今とは違う10年前のまだ少しヤボったさが残る感じの石原さとみちゃん。これは可愛すぎる。つーか、彼女の演じる泉今日子だけは中山美穂が演じた映画版に匹敵していたと思う。声の張りとかもよかった。
大人の介入が多すぎて白けるw
ストーリーは大まかには原作エピソードを再現してるんだけど、ちょいちょい原作キラーがいる。特に自衛隊出身の美人教師フミエ先生。もうこういうのって大人は介入しちゃいかんでしょ。最後の戦いの場まで乗り込んできて負けんなーとか生徒を応援しちゃって、、、萎えるっしょw
あと第1作の早乙女っていう本庁からやってきた刑事(課長?)とかね。城東のテルを裏で操って不良どもを一斉検挙をたくらむとか、もう子どもの喧嘩に大人がしゃしゃり出んじゃねーっての。そういうのは池袋ウエストゲートパーク シリーズとかに任せようよ。
原作の最終回ってどうなったんだっけ?
そういえば原作って結局どうなったんだっけ?
未完のまま長期無期限休載になってちゃんとした最終話はなかった記憶があるんだが、その後ケリをつけたんだろうか、、、
↓48巻で一応完結ってなってるけど、レビューを見る限り最後は残念なことになってるっぽいね。。。(´・ω・`)
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