ゲッツ板谷さんの自伝的小説が原作で、前作「ワルボロ」の続き。
前作では中学時代が描かれ、中3夏にいきなり優等生から不良デビューしちゃった痛い話だったんだけど、今回は最初っから不良モード。
あ、前作とはキャストが全然違うんだけど、今回の方が不良映画っぽい。だって前作は松田翔太と新垣結衣だからね。不良映画って感じじゃないよねw
というわけで前作の感想はこちらをどうぞ
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(ぴあ映画生活より)
親友のコーイチ、ヤッコ、キャームは地元最強の暴走族“立川獄門”に入るが、そこで待っていたのは“新人教育”と称した理不尽な暴力だった。ヤッコは追い込まれて精神を病んでしまう。コーイチは“立川獄門”へ復讐を誓い、ヤクザの叔父の舎弟になることに。
ズタボロ|映画情報のぴあ映画生活
タイトル通りボロボロになるまでやりあう
いやー、ほんとにボロボロになるまで殴るのねw
他の不良映画だと最後の決戦的な血だらけの殴り合いが日常っつーか、そんなに顔ボッコボコに殴ったらそのうち死ぬぞw
立川獄門とかいう暴走族のヤキイレとかマジすごかった。
あちこち喧嘩売りまくりで話が広がりすぎ
もうね主人公のコーちゃんこと板谷コーイチ(永瀬匡)があちこちと喧嘩するもんだからいろんな人でてきちゃって話が分かりにくいんだわw
もう少しシンプルに敵を一本化してくれると見てる側はもちろん、戦う側も楽だと思うんだけど、そうはいかないのが不良の世界なんだよねえ。
あと味方も忙しい。前作にも登場した中学時代からつるんでるヤッコ、キャーム。そして高校での新しい仲間となる植木と鬼。この辺が入れ替わり立ち替わり出てくるもんだから切り替え大変。
つーか、鬼ってなんだよw 確かに鬼のように強いんだけどw
ヤクザ怖い ((((;゚Д゚))))
そして今回は高校生の不良のお話なのにヤクザが出てくる。それもメッチャたくさんw
コーちゃんマッマの実弟満(平田満)が五国組、コーちゃんマッマの義弟猛身(木村祐一)が天心会、さらには満との兄弟分である竹脇(佐藤二朗)が亀山組で、最後に対決する新宿黒華会のケツモチが新生会と、実に4団体が登場する。多すぎだろw
つーか、コーちゃんマッマはヤクザを毛嫌いしてるけど何気にすごすぎだろw だからこそ嫌いなのかしれないけど。つーか、ヤクザ好きな人はおらんかw
まあそんなわけでヤクザさんがいっぱい出てくるんだけど、やっぱ怖いね。竹脇なんて揉め事起こしたら相手はそんなの望んでないのにいきなり自分の指詰めてた。頭おかしいw 満も普通の顔つきでゴルフクラブ全力フルスイングしてるし、最後はその人埋めに行くって言ってたし、やっぱやばい人だわw
ヒロイン清水富美加
ヒロインはあの清水富美加ちゃん。ケバくないけどちょっとギャルっぽい感じが似合ってた。こういう役はもう見られないんだろうけど。
そんな彼女がヤクザの手下になってイキってるコーちゃんに言ったのは、板谷コーイチ、その名前だけで勝負できる男になれと。ストレートにそうはいってないけど暗にそういうことを言ってた。
その時はコーちゃんは理解できてなかったみたいだけど、最後エンドロール直前の描写を見るとそれが分かったみたいだった。
未成年者の喫煙は法律で固く禁じられています
エンドロール後に主要登場人物の喫煙シーンが流れた後にドカーンと「未成年者の喫煙は法律で固く禁じられています」って出たw
うーん、、、未成年喫煙以外にもずいぶんひどい描写があった気もするんだけどねw
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