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ボーン・アルティメイタム

前2作(『ボーン・アイデンティティー』『ボーン・スプレマシー』)の内容をすっかり忘れてしまっていたのが残念。単品でも楽しめるつくりではあったけど、全2作を覚えていればより楽しめたんだろうと思う。

結局、最強スパイによる世界を又にかけた自分探しの旅と壮大な鬼ごっこといった感じで、普通に楽しめた、という感想。もう1回、3部作を通して見直したいなぁ。。。

 

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(「Oricon」データベースより)

記憶を失った男ジェイソン・ボーンを巡る物語を描いた、マット・デイモン主演のノンストップ・アクション『ボーン』シリーズ3部作の最終章!新たに送り込まれた暗殺者によって最愛の女性マリーを殺され、記憶も戻らぬまま孤独な闘いを続けていた。CIAの極秘計画を追っていた新聞記者のロスと接触を試みるが、ロスは公衆の面前で射殺されてしまい…。

物語はモスクワから始まる。確かスプレマシーのメイン舞台になった場所だったかと。何か関係があるのかな???

警官の追跡を振り切ってパリへと向かう。パリではマリー(ボーンの恋人、前作オープニングで死亡)の兄の家を訪れ、マリーの死を詫びる。そして、そこでボーンは自分に関する新聞記事を見つける。自分が何者なのかを知る手掛かりになりそうだと、この新聞記事を書いた記者との接触を試みるボーン。

一方、記者サイモン・ロスの電話通信記録の中から「ブラックブライアー」という言葉がエシュロンでヒットし、CIA対テロ極秘調査局長ノア・ヴォーゼンも記者を追っていた。ちなみにこの「ブラックブライアー」とは何かというと、ボーンが参加した極秘作戦「トレッドストーン」のアップグレード版で、殺人マシーン育成だけでなく、標的となった人物の非合法的な拷問、暗殺、あらゆる活動を包括的に担う極秘作戦のこと。

で、このボーンと記者ロス、ヴォーゼンの送り込んだ拉致班らの接触シーンがスゴイ。というかボーンがすごすぎる。自身も追われる身なのに、携帯電話でロスを的確に誘導。複数いる拉致班の目をかいくぐってボーンとロスは合流することに成功。しかし拉致班が近づいてきたため離れた隙に、ロスは拉致班に射殺されてしまう。

ロスの取材記録から情報提供者であるCIAマドリッド支局長ダニエルズを訪ねるが、そこにダニエルズの姿はなく、代わりにニッキーと再会することになる。ニッキーと行動を共にして、モロッコにダニエルズを追うボーン。そこで新たなる刺客、暗殺者デッシュを撃破したボーン。ニッキーと別れて再び単身、ニューヨークへと乗り込む。

ニッキーに『君なら逃げ切れる』といい別れたボーン。マリーを守りきれなかった後悔の念もあったのかなぁ、と。ニッキーは金髪を黒く染めて、短く切って、バスに乗り込んでいった。最後に分かるが逃げ切ったみたいだった。

さて、度重なるボーン包囲網撃破で混乱するCIA。その中には前作にも出てきたパメラがいた。ここでボーンとパメラの電話シーン。何かここ前作とかぶっている気が。。。やっぱり前作を見直さないとダメだ。

パメラはボーンに協力的な姿勢を取り、盗聴されながらも暗号でボーンに重要事項を伝える。ボーンは盗聴されていることを逆利用してヴォーゼン達を欺き、ヴォーゼンのオフィスに忍び込む。この辺りはCIAにしてお粗末すぎるかと。そこで「ブラックブライアー」に関する重要な証拠を得たボーンは、パメラ経由で告発することに成功。これにより、「ブラックブライアー」に関与したCIAの大物達が次々と逮捕されて一件落着。

何か最後は意外性がなくて、普通すぎる終わり方だった。。。難しくならない程度にもう少しひねりがあってもよかったかなぁ、と。まぁ、前2作を見直すともっと深いストーリーになるんだろう。。。

あ、そういえば、最後にボーンが研究所から逃げるために川に落ちたシーンは、何か第1作の最初の方のシーンと似ている。つながっているとすると話が無限ループしているので、ただ似ているだけでつながってはいないと思うけど。

 

 

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