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zakky's report

ネタバレ上等ブログ

 

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

映画-邦画

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ブラック企業。死ぬほど劣悪な環境で奴隷のように働かされる会社の呼び方だが、いつからこう呼ぶようになったのか、

自分も一応IT系の職業なので、この映画は興味はありつつ見るのが少し怖かった。自分がブラック真っ只中だったらどうしよう、とビビッていたのだが、もうそんな心配が無用なほどのブラックぶりで、本当にこんな会社あるのかよ、と思うほどだった。。。

何か最後はいい話風に終わったけど、これで本当にいいのかよ!とかなり疑問に思った。


(「シネマトゥデイ」より)
ニート生活を送ってきた26歳のマ男(小池徹平)は母親を亡くし、一念発起して情報処理の資格を取得する。不況のご時世の中、必死で就職活動をするものの試験に落ち続け、最終的にパスしたのはとんでもない問題企業だった。彼は初出社当日から当然のようにサービス残業をさせられ、その状態が毎日続いていく。

主人公は高校中退ニートから母の死をきっかけに一念発起してプログラマーになった「マ男」こと大根田真男(小池徹平)。

就職先の名前「黒井システム株式会社」が笑わせてくれる。社長が森本レオだしw てか、この社長が黒井策士という名前なんだがw

やってやるぞ!と意気込んで出社した初日。いきなり「リーダー」こと阿部道大(品川祐)の傍若無人な振る舞いで歓迎される。座った席の引き出しには失踪してしまった元社員のノートが残されており、開くと赤字でびっしり「殺される」の文字が。。。怖すぎる。。。

リーダー以外の社員も一癖も二癖もありそうな人ばかり。リーダーの腰巾着の井出哲也(池田鉄洋)、まともに会話ができない情緒不安定な上原学(中村靖日)、他の社員の問題行動をメモしている瀬古さだ子(千葉雅子)、、、 唯一まともそうなのが藤田巧己(田辺誠一)だ。てっきり豊悦かと思ったら田辺さんでした。

初日からボロボロになったマ男。帰りに寄った定食屋で読んだフリーペーパー、R25にブラック会社特集が。そこに載っていたブラック会社6か条がこれ。

・残業が当たり前
・何日も徹夜が続く
・社内に情緒不安定な社員がいる
・必要経費が認められない
・同僚のスキルが低い
・従業員の出入りが激しい

全部当たってる。。。

その後いろいろありつつも入社2週間で黒井社長からプロジェクトリーダー抜擢されたマ男。さらに女性派遣社員の中西亜矢子(マイコ)もやってくる。デスマ(デスマーチ)の始まりだ。

プロジェクトリーダーになったとは言え、横暴リーダーの傍若無人さはなくならないし、なんかいろいろ大変なことが起きまくる。それでも藤田の助け舟とかで何とか乗り越え、納期に間に合わせたマ男。急造プロジェクトリーダーにしては上出来だ。てか、この会社、プロジェクトマネージャがいないんだけども大丈夫なのか?

あと賢者藤田がなぜこんなブラック会社で燻っているのか謎。やはり他の社員同様、藤田も何か問題があるのだろうか?

初のリーダー任務を乗り切り、居酒屋で納会を開くが、これがまたカオスな飲み会となる。でもプロジェクトの納会ってなんかいいなぁ、と思った。自分は規模が大きいプロジェクトばかりで途中から編入したり途中で抜けたりってことが多いので、なんかプロジェクト完遂って実感があまりない。なのでこういうお疲れ様会的なのって年末の納会くらいなもんだし。それすら最近はなんか出てないんだけども。

そんなカオスなところに更なる爆弾が投下される。大手企業から転職してきた木村翔太(田中圭)だ。なかなかハキハキして好青年だ。ところがこれこそが更なるデスマーチの序章だった。木村がわざわざ大手から転職してきた理由はこの会社のトップになることだった。野心家木村は藤田を敵視し、さらに傍若無人リーダーも加わった三つ巴バトルの呈する。そんな中、野心家木村が超短納期でプロジェクトを引き受けてきてしまう。超デスマーチが幕を開けた。

中間進捗状況を見た感じでは、かなり絶望的だったのだが、ここにきてマ男にいろんな事が起きる。まず身から出た錆なんだが、早稲田に住んでるということで「早稲田出身」と言ってしまったが、中卒である事がみんなにバレてしまう。まぁ、早稲田出身ってのはウソじゃないと思うのだが、、、 さらに父が胃癌で倒れる。不幸すぎる。

こうしていろんなことが起きて、それでも踏ん張ってきたのだが、唯一の拠り所だった藤田が退職することを知り、とうとうマ男は限界に来てしまった。そして社員全員の前でブチ切れる。んで、会社を飛び出すんだけど、最後の最後で何か戻ってくる。うーん、超デスマの納期直前に会社抜けるとか、もうあり得ないんだが。

それにしても藤田の過去が重すぎる。弁護士を目指して司法試験の準備中を支えてくれたプログラマーの彼女。連日の過酷な勤務で情緒不安定だった彼女は、藤田との些細な喧嘩がきっかけで自殺してしまう。藤田は弁護士を諦めてブラック会社に入ることで彼女への償いをしていたというワケだ。てか、藤田が最後の最後まで賢者だったのが意外。予想では藤田が一番の曲者だったんだが。

まぁ、最後はいい話風に終わったけど、これで本当にいいのか? まぁ、所詮は娯楽映画だけど。てか、テレビドラマでも十分な内容だった。



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