2007-01-01から1年間の記事一覧
Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 石田 衣良 価格 単純なストーリーがいい。 このシリーズは結構どれもおもしろいが、今回の場合、自分の家を放火した少年が出てくる「バーン・ダウン・ザ・ハウス」がなかなかいい。 一人の道を外れてしまった優等…
国家の品格の著者としても知られる数学者の藤原正彦と博士の愛した数式の著者小川洋子の数学対談記録。小川が「博士の愛した数式」を書いたのは、藤原の数学関連著書に触発されたのがきっかけらしい。 (「BOOK」データベースより) 「美しい数学ほど、後に…
メキシコで孤児院を立て直すため覆面レスラーをして稼いだという伝説的な神父レスラー、フライ・トルメンタの話を元ネタにしたコメディ。フライ・トルメンタはタイガーマスクの原型にもなっているらしい。主演はスクール・オブ・ロックのジャック・ブラック…
DEATH NOTEデスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set [DVD] posted with あまなつ on 2011.02.18 バップ(2007-03-14)売り上げランキング: 1106 Amazon.co.jp で詳細を見る 今更だけどやっと見た。原作も見てないし、あんまり興味なか…
立て続けに伊坂本を読んだが、過去に読んだ伊坂本(ラッシュライフ、重力ピエロ、オーデュボンの祈り)とはちょっと微妙に雰囲気が違った。仙台を舞台にしていたのは今までと同じだったけど、作品間リンクとかも特になかったような気がする。まぁ、人類滅亡…
ついに伊坂氏デビュー作を読んだ。これまでラッシュライフ、重力ピエロを読んだが、「喋る案山子」や「神様のレシピ」の元ネタがやっと読めた。すごく楽しめた。 (「BOOK」データベースより) コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島…
史上最悪の人質立て篭もり事件と言われている”あさま山荘事件”で警察側の現場指揮官だった佐々氏の回顧録。関連知識や細かいエピソードが盛りだくさん、しかも織り交ぜ方が絶妙で映画とはまた違った楽しみ方ができる。 (「BOOK」データベースより) 死者三…
転職直後ということでこういうコンセプトの本も珍しいのでちょっと読んでみた。出だしがあまりに当たり前すぎて拍子抜けしたが、なんと全体的に当たり前のことを当たり前に書いているだけの本だった。10年20年社会人をしてきた転職者には大きなお世話な感じ…
全共闘時代の天王山、東大闘争で警察側の現場指揮を執った佐々淳行氏の記録。著者は初代内閣安全保障室長で現在は危機管理の第一人者として活躍している。 内容(「BOOK」データベースより) 昭和44年1月18日、学園紛争・天王山の攻防の幕は切って落とされた…
各界の著名人の名言集。B-ing特集記事を編成したものなので就職や転職に関わる話が多い。ちょうど転職したばかりの自分には参考になる意見も多かった。 (「MARC」データベースより) 仕事、好きですか? 毎日がつまらないのは、あなたが「真のプロ」じゃない…
ついに読んだ。。。グロさ見たさに読んだんだけど、うーん、噂どおりのグロさ。最初の方はそんなでもないかなぁ、なんて思ったけど読み進むとやっぱり凄かった。全部で8本の作品からなる短編集だけど、先に進むほどグロさ倍増という感じ。 (「MARC」データ…
ラッシュライフにつづく伊坂作品2作目で例の作品間リンクを味わった。ラッシュライフの方では一匹狼でスマートな泥棒として登場していた黒澤が、本作品では泥棒の副業、私立探偵として活躍している。なかなかかっこいいキャラだ。 (「BOOK」データベースよ…
うわぁ。。。キツい。。。特に前半のグロさは目に痛い。。。これはヒドイ。。。シリーズ1作目、2作目ともチェック済みだけど、シリーズ史上最大のグロさ。つーか、個人的には過去に見た映画の中で一番グロいんじゃないかな。久々に観たことを後悔した。 (「…
猟奇的な彼女のチョン・ジヒョン主演韓国映画のリメイク。 時空ネタ好きでサンドラ・ブロック好き、そして、スピード (Blu-ray Disc)好きなら要チェック!ということで、楽しみにしてたのですが。。。うーん、時空ネタにラブストーリー要素を入れると頭が疲…
なんと公開2日目に劇場で観ましたwww まずはムシキングからスタートしましたが普通に面白いです。よく出来てます。ひねりも何もないけど、幼稚園から小学校低学年向けと考えればこれくらい素直なつくりがいいんではないかと。 ムシキングの気は優しくて力…
美丘を読んでこの作品を思い出し、18年ぶりに読み返してみた。つぐみの激しい性格とは裏腹に情緒的で穏やかな気分になる作品。 (「BOOK」データベースより) 病弱で生意気な美少女つぐみ。彼女と育った海辺の小さな町へ帰省した夏、まだ淡い夜のはじまりに…
危機管理の第一人者、というか「危機管理」という言葉自体の生みの親でもある佐々淳行氏の危機管理ノウハウ本。といっても危機管理だけでなくビジネスマンとして、そしてリーダーとして使える小ネタが分かりやすく書かれている。 著者の佐々淳行氏について簡…
素直に結構感動した。競走馬としては致命的な怪我を負ったサラブレッドを通し、崩壊しかけていた牧場ファミリーが1つにまとまっていくベタ家族愛ストーリー。DVD映像特典にも収録されているマライアズストームという実在の競走馬がモデルとなっているみたい…
期待とは違う方向に良かった。涙あり、笑いあり、勇気付けられるところあり、といいとこ取りというか幕の内的な映画だった。これでダンスシーンが期待通りの出来なら文句なかったかな。 (「Oricon」データベースより) レコード会社の事情で突然の引退を余…
美丘を読んだばかりだったので、ヒロイン難病モノというところに目がついて読んでみた。が、なんとも捉えようのないストーリー。。。15歳の少年が自分の将来とか愛、友情そして命なんかを真剣に考え、悩みながらも生きていく、そんな儚く拙く危ういストーリ…
いろいろ考えさせられる映画。ストレートにズバッと来る内容ではなく、ゆっくりグググッと押しつぶされる感じの内容。実話に基づく映画なのに、その中の出来事が事実としてうまく飲み込めない自分に腹立たしくもなった。 (「Oricon」データベースより) 愛…
「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」で有名な男前豆腐店の商品開発秘話が盛りだくさんの本。発想がかなり異端なので、普通のマーケティング本として読むとハズレ感が強いかも。でも、そういった異端の根底には基本中の基本があることが分かり、深い意味で非常に…
キーファー・サザーランドがシークレットサービスという大統領護衛の捜査官役ってことで、嫌でもドラマ24を意識してしまう。 冒頭、大統領が狙撃される夢シーンから始まり、マイケル・ダグラスが目覚ましで起床。4時って早いなぁ。そこから筋トレを始め、ネ…
それぞれの人生を背負った複数の登場人物が複雑に絡み合う群像劇。仙台を舞台に5つのバラバラの物語が進行していく。 タイトルにもなっている”ラッシュ”という言葉は、英語ではrush、lush、rash、lashの4つあり、その意味の多様性をうまく使い、この作品の…
原作本チェック済み(→こちら)ですが、映画は映画でまた良かったと思う。いろいろ詰め込みすぎ感はあるんだけど、織田裕二と柴咲コウのテンポのいい会話が良かった。 (「MARC」データベースより) 小学校の時からずっと成績優秀、品行方正。役人根性全開の…
読み始めてすぐ、タイトルが”ビキュウ”ではなく”ミオカ”と読み、それが女性の名前だということを知った。 そして、物語は今は亡き恋人の回想録という形でスタートするため、そのタイトルにもなった美丘という女性が若くして亡くなったことを知ることになる。…
アカデミー賞助演女優賞ジェニファー・ハドソンの歌声を聴きに映画館まで足を運んだ。が、正直ちょっと期待外れ感が強い。。。あちこちで評判になってたから、期待度が高すぎたのかも。 確かに彼女の歌唱力も素晴らしかったし、映画館もTHX認定劇場となって…
確かに『インサイド・マン』だなぁ。。。と、見終わってからしばらくしてから気づいた。んー、まぁ、確かにそうなんだが、えぇ~?って感じのつかみどころのない、虚無感が残る映画だった。 (「Oricon」データベースより) 「マルコムX」の監督・主演コンビ…
なかなかの良書。 基本的にはどこかで聞いたような当たり前のことが多く、ノウハウ習得というよりはノウハウ確認という感じ。薄々は分かっていたことに気づかれた感がする。また、全体的に簡単な言葉で書かれていて会話事例が多いため、分かりやすいし親近感…
またまた数学関連映画。一応、リーマン予想の証明を巡る話みたいなんだけど、アカデミックな話はあまり出ない。アラン・コンヌの非可換幾何学が出てきたあたりは、何か『素数の音楽』を思い出したりもしたけど、他は数学関連のネタはあまり出なかった。 (「…